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土屋太鳳、うまく言葉話せなかった幼少期の思い語る。

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土屋太鳳

 

 女優の土屋太鳳(23)が、うまく発声できなかったという幼い頃に心の支えとなった映画について語った。

 

土屋は20日、インスタグラムを更新。菅田将暉(24)とのダブル主演映画「となりの怪物くん」(月川翔監督、4月27日公開)について「たくさんの人々に愛される原作。生き生きと描かれたアニメ作品。その上での実写化に挑戦させていただきましたが、実写化に挑戦するときは全力で原作をリスペクトして 役と作品を愛し抜くと同時にどんなに全力を尽くしても愛されないであろうことも覚悟をします」と、実写化作品に取り組む決意をつづった。

 

それでも今回、ガリ勉で冷血な女子高生、水谷雫役を演じる上で、「覚悟とか言って、実は逃げなのかなと自問自答したこともあったけれど…この作品で言うならば『雫はあなたではない』という言葉がこわくて 全力で取り組むけれど、どうしてもどうあがいても届かないこともたくさんあって 申し訳なかったり自分に悔しかったり なんでこうなんだろう どうしてこう生まれなかったんだろう そんなことも考えたりするし 全力でやるということを逃げ道にしてしまってるんじゃないか、とかも考えたりするのですが それでも全力でやることだけが私に出来る唯一のことなので全力で雫を追いかけました」と迷いや葛藤があったことを明かした。

 

また、土屋は自身の幼少期を振り返り、「取材などでも時々お話ししてきたけれど 私は10歳くらいまであまり言葉を話すことが出来ませんでした。今も得意ではないけれど 当時はもっと発声や発音がしにくくて、言葉がなかなか出なくて。家族や周りの大人の人は心配してくれた時期があったと思います」。そんな時期に出会ったのが90年公開の米ファンタジー映画「シザーハンズ」だったという。「愛する人を守りたいのに守ろうとすればするほど傷つけてしまう。手が、ハサミだから。その物語にすごく泣いたけどすごく救われた気もしました。子どもでも誰でもそういう気持ちってあると思うんです。実際に私には、あったから」と、ジョニー・デップ演じる主人公エドワードに重ね合わせていた当時の思いを振り返った。

 

そして「私にとってのシザーハンズのようにもしかしたら全力を尽くしたらそれが誰かに届くかもしれない」と思い至った土屋。「そのひとつが映画『となりの怪物くん』であったらとてもうれしい」と願い、「私自身、ろびこ先生の原作も映画の脚本も読めば読むほど心に刺さりました。そして、刺さった想いを雫に込めました。届くかどうかはわからない、そう願うことも間違いかもしれない。でも、届くことを心から祈りつつ西野カナさんのすてきな歌と一緒に春を待ちたいと思うので 願わくば…一緒に待っていただけたらとてもとてもうれしいです。よろしくお願いいたします!」と呼びかけた。